2022年の振り返り

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振り返り

気づけば2022年もあっという間に終わってしまった。30歳を超えたら時が経つのが早く感じるとはよく言われる話だが、年の瀬ほどそれを強く感じることはない。というわけで、昨年に引き続き今年の振り返りをブログに残しておくことにする。

本業

一言で言えば、ブレながらもなんとか前に進めた1年だったと思う。

一番大きな転機は3年強働いたマネーフォワードを辞めたことだろう。去年の振り返り記事に「今後のキャリアの方向性という所ではわりと悩んでいて、まぁ簡単に結論はでないよね、、という状況」と書いた。去年の年末は、2年半過ごしていたインフラチームから異動してアプリケーションの開発をしていた時期である。その後に色々と考えた結果、自分のキャリアでの専門性を確立するために、もう一度インフラ・クラウドの領域に軸足を移して仕事がしたいと考えるようになり、結果的に転職することになった。

現職には今年の4月にジョインした。 当初はエンタープライズのお客様を中心に支援をおこなう組織にコンサルタントのロールでジョインしたのだが、結果としてここでの仕事はなかなか自分にフィットしなかった。詳細は割愛するが、端的に言えばコンサルタントという仕事と、実際の業務内容が自分の志向と大きくずれていたことが原因である。一応補足しておくと、マネージャーやチームメンバーとの関係はとても良好で、一緒に働いていた同僚は人間的にも素晴らしく尊敬できる人ばかりであった。

ということで入社半年経ったくらいのタイミングでちょっと精神的に厳しい感じになってしまい、仕事に前向きに取り組めなくなってしまっていた。よくない状態だなというのはわかっていたので色々と進路を模索する中で、悩みに感じていたポイントが改善されそうなチームの人と話をすることができた。結果として、そのチームへの内部転籍にチャレンジし、入社時に近い形での選考を経て、無事に転籍することができた。12月から今のチームで仕事を始めている。(ロールチェンジになるので、研修プログラムをすすめている段階)

というわけで、転職1回、内部転籍1回と、はたから見るとキャリア迷子になってる感のある1年になってしまった。とはいえ、今のチームで働き始めてまだ一ヶ月であるものの、今のところ自分のスキルや志向にそこそこ合っている仕事だなと感じていて、ひとまずは頑張っていこうと思えるポジティブな状態になっている。正直スキル的に足りないことばかりなので、頑張っていかねばならない。

外に出せるようなアウトプットはあまり出せなかったが、AWSの資格を8つ取得したのと、ブログの翻訳を4件公開することができた。転籍後のロールは対外的なアウトプットも業務として求められていることで、上等だぜ!という感じなので、今年は機会を作って外向けの発信にも挑戦したい。(最近はプレゼン力の低さを痛感している。。)

本業以外の活動

恐ろしいほどに何もアウトプットがない1年になってしまった。一応、転職するまでは去年から継続させて頂いていた副業の仕事に取り組んでいたが、それも3月で終わっている。前職の3年間では副業に挑戦したり、技術書典に寄稿したり、外部イベントに登壇したりと、いろいろなことに挑戦していたのだが、転職して若干やりづらくなってしまった感はあり、悩みどころである。

技術的な学習の部分でも、転職活動や転職直後のバタバタであったり、業務内容が合わずに精神的に少し追い込まれたこと、内部転籍の準備や選考など、業務外の時間で積極的なインプットをすることがあまりできなかった。2021年は英語を勉強すると宣言していたものの、真面目に取り組んだ期間は3ヶ月くらいである。

ただ11月頃には内部転籍が決まって少し落ち着いたので、Goの学習を始めた。これは個人の目標としてKubernetesにもっとDive Deepしていきたいと考えていて、カスタムコントローラーを書けるようになったり、Operatorのコードを読めるようになりたいというのが動機である。空いた時間で少しずつ勉強を進めていて、今はKubebuilderを使ったカスタムコントローラーの開発についてインプットを進めている。そのうち簡単な自作カスタムコントローラーを書いてみる予定。

プライベート

仕事に比べて、プライベートは比較的落ち着いた1年になった。

30代最初の年だったので健康面を今まで以上に意識し食生活の改善と、継続的に運動するようにした結果、昨年度の最高体重から約7kg減量することができた。ただ7kg減ってもお腹の脂肪が全く減ってない気がしており、大きな悩みになっている。やはり筋肉ですべてを解決するしかない。どちらかといえば有酸素運動の比重が多かった気がするので、無酸素運動をもっとガチで取り組む必要がありそう。

今年もサウナにたくさん訪問した。ハイライト1つ目は旅行で訪問したらかんの湯である。ほうじ茶ロウリュや水風呂はもちろんのこと、焚き火を見ながらの休憩や満点の夜空を眺めながらの外気浴など、この世のすべてがあったと言っても過言ではない。今すぐにでも再訪したいくらいだ。ハイライト2つ目は大磯プリンスホテル THERMAL SPA S.WAVEである。個人で訪問して「こりゃ最高だな」と思ったので、会社のオフサイトイベントの会場に推薦し、実際にチームメンバーと訪問することができた。内部転籍前のチームに所属していた期間は短く、あまりアウトプットを出すことができなかったが、メンバーに最高のチルアウトを提供できたことが僕の最大の功績だと自負している。本当は北こぶし知床にも訪問予定だったのだが、当日にコロナ感染が発覚しあえなくキャンセルになってしまった。いつかリベンジしたい。

まとめ

もがきながらも、前に進んだ1年だった。よく「キャリアは自ら作っていかなければ停滞する」というアドバイスをもらうことがあるが、そのとおりだと思った。「違うな」と思ったところから積極的に動いて方針転換することができたので、結果オーライということにさせてほしい。

31歳になったのだが全く大人になった自覚がない。社会人生活も来年で10年目であり、すっかり中堅である。最近は変に焦りを感じていて「自分などんな人生を歩みたいのか、その上でどんな仕事をしたいのか」みたいな大きな枠で仕事のことを考えないといけないのでは?という気持ちになったりすることがある。逆に「仕事のことばかり考えてるけど、仕事以外の人生の軸を作ったほうがいいのでは?」という気持ちもある。まぁ結局ふわふわしている。これがクォーターライフクライシスというやつか?

2023年にむけて

なんとなくふわふわした悩みもありつつ、時間は有限であることをひしひしと感じるようにもなってきたので、1日1日を無駄にせず、目の前のことに全力取り組む&仕事以外の人生を楽しむような1年にしていきたい。

  • 英語
    • もはや自己学習ではモチベーションの維持は不可能との結論に至ったので、コーチングサービス重課金するか、、という気持ちになっている
  • 技術
    • 仕事を通じてアーキテクティングの引き出しを増やす
    • コンテナ(特にk8s)を自分の強みとして確立したい
  • 筋肉
    • 体重は減ったので、お腹の脂肪を減らしたい
  • 資産
    • 去年に引き続き、ブレることなく資産形成を進める
    • なんとなく無駄遣いが多かった気がするので、支出最適化に取り組む
  • プライベート
    • 20代にやってこなかったことで何か楽しいことを見つけたい
    • 行ったことないサウナ行く(北こぶしリベンジ)
    • BiSHが解散する前にライブに行く

2023年は(サウナ施設の外では)忙しい年にするぞ!