2024 年の振り返り

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振り返り

2024 年が終わってしまう。年齢を重ねるに連れて時間の流れが加速するというのは"ガチ"だなと日々痛感している。そんなわけで、もっと丁寧に毎日を過ごさなければ、と心に決めていた矢先、クリスマス当日に高熱を出してしまい、検査をするとしっかりとインフルエンザに罹患してしまっていた。冬休みはベッドで天井を見つめながら過ごすことになってしまったが、5 日間ベッドで寝たらだいぶ回復してきたので、2024 年を振り返ってみることにする。

本業

昨年 (2023 年) に引き続き、AWS Japan でソリューションアーキテクトとして活動していた。大きくやることは 2023 年から変わらず、ISV/SaaS 領域のお客様の技術的な支援や、コンテナという技術カットでの支援や対外発信がメインミッションになっている。

2024 年の一番のハイライトとしては、4 月に次のレベルにプロモーションすることができたことだろう。ここ数年、転職や異動によってキャリアを変えてきたため、ちゃんと一つの仕事にコミットしてそれが評価され昇進できたというのは、自己肯定感が低い自分にとって、精神的な拠り所になる実績だと思っている。一方で、プロモーションを目標に設定して日々の仕事を頑張ってきたこともあり、目標を見失った結果、モチベーションがやや低下していることも否めない。当然、次のレベルを目指すことも選択肢ではあるが、先が長くてあまり現実味がないというのが正直なところ。まだ自分の中でも明確に答えがないが、目の前の仕事と向き合うことで成長できるという記事を読んで、目標がない時でもちゃんと目の前の仕事と向き合うことで次のチャンスに備えようという、ちょっと前向きな気持ちになっているのでヨシとしたい。

対外的なハイライトとしては、プラットフォームエンジニアリング関連の発信に注力して取り組んだこと。前職でプラットフォームの構築と提供の取り組んでいたが、クラウドベンダーの中の人という立場からプラットフォームエンジニアリングについてどう発信・啓蒙できるのか、また僕自身が直接的に支援している ISV/SaaS 領域のお客様に対してプラットフォームエンジニアリングは有効なのか、適用するにはどうすればいいのかというのを、より幅広い人に伝えたいというモチベーションがあり、一年を通じてこの課題に取り組んできた。幸いにも AWS Summit Japan 2024 で貴重な機会をいただき「SaaS 開発とプラットフォームエンジニアリングの未来」というタイトルで登壇することができた。数百人規模の聴講者がいる中でのプレゼンテーションは人生で初めての経験で、正直なところ大変緊張したが、無事に伝えたいことを伝えることができたと思う。アーカイブもあるので、興味がある方はぜひ。

また他にも builders.flash で Karpenter のソースコードリーティングの記事を執筆 (かなりマニアックな記事なので特定の層に届けばいいかなと思っていたが、想定よりもPV数が伸びて驚いた) するなど、昨年に引き続き対外発信には積極的に取り組んでいた。AWS Japan でソリューションアーキテクトとして働いているうちは、こういった活動は継続していきたい。

ブログ翻訳は 3 件公開した。

オリジナル記事は 2 件執筆した。

登壇は 2 回、前述のとおり AWS Summit Japan 2024 での登壇が大きなハイライト。

本業以外の活動

前述の AWS Summit Japan の登壇が決まってからバタバタしていたこともあり、マジで何もやっていない(ドンッ

毎年お決まりであるが、来年は英語を頑張ろうと思う。

プライベート

8 月くらいからアミューズメントポーカーを始めた。そこまで頻度は多くないが、定期的にアミューズメントカジノにいって楽しんでいる。アミューズのトーナメントでインマネしたりしているが、大きなトーナメントにはまだ出たことがないので、来年は挑戦してみたい。ポーカーの面白い所は、ルールは極めてシンプルながら考えるべきことが無限にあるところ、確率のゲームという側面が強いが、心理戦の側面も強くあり、全然知らない人とでも盛り上がれるところにある。興味がある方は一緒にいきましょう。

筋トレ、ややサボり気味だが、ジムが家から 3 分という好立地であることに起因して、何とか続けることができている。もっと筋肉がほしい。

サウナ、今年はサウナをサボってしまった。Ledian Spa Ebisu とサウナ東京をヘビロテするという色褪せた毎日を送っている。2025 年は数ではなく質を追い求め、ちゃんといろいろなサウナを巡りたい。

まとめ

結論、2024 年は、プロモーションして嬉しかった

2025 年にむけて

なぜ働いていると本が読めなくなるのかという本を読んで「全身全霊は憧れるし楽であるが逃げとも言える。自分を忘れるために激務に走ってはいけない」「仕事以外の自分の人生をちゃんと生きるために半身で様々な文脈に身を委ねるべきである」と書いてあり感銘を受けた。わりと仕事に逃げがちなので、ちゃんと生活に向き合って、その中で仕事にも適切な距離感で真摯に向き合うような 1 年にしたい。(めっちゃ抽象的かも)毎日丁寧に生きて、なるべくストレスを減らして「あぁ今日も楽しかったな」と思いながら眠りにつけたら最高である。

キャリアについては、絶賛目標を見失っている最中であるが、すぐに何かを変える気はあまりなく、まずは年明けから目の前の仕事に集中したい。

プライベートでは、ポーカーで大会にでたり、知らないサウナを定期的に訪問したり、ワインをちゃんと飲んだりしたい。

  • 仕事
    • まずは目の前の課題に取り組む
    • 30 代中盤以降に何をしたいか決める
  • 英語
    • 仕事で英会話する機会をつくる
    • 表現力の向上
  • 技術
    • Platform Engineering, Kubernetes
    • 分散システムとかデータ基盤周りのキャッチアップ
  • 筋肉
    • 体重 70kg 切る
    • 筋トレ週間の継続
  • 資産
    • 新 NISA 継続
  • プライベート
    • 行ったことないサウナ行く(北こぶしリベンジしたい)
    • ポーカーで大きな大会に出る